ノースライト・ロアード
Northlite Loard

下級貴族とは言えど名門武家の一人息子として生まれ、リヴァイレッド紅騎士団に所属し、数多の戦でその卓越した剣術と命令違反(？)で名を馳せた。盾の守りを重視した当時の騎士団戦闘において、珍しかったニ刀流使いであり、その剣さばきも見事なものだったが、若気の至りか思い立ったら即行動な所も多々あり、25歳のとき旅行で渡ったベルドラで現地のお嬢さんに一目惚れしてそのままプロポーズ、結婚に至った。この時わけあってベルドラに住む事になったため、ここでリヴァイレッドの騎士団は退役している。そんな騎士…も使用後はこうなるのだという良い見本(笑)今は庭をいじり、季節の酒を楽しみ、遠くに暮らす息子の健康を願う何処にでも居る一般のおっちゃんである。ただ一つだけ一般人と違うのは、今も現役時の経験を生かして貴族子女や新米騎士の剣術指南を受け持っていること。往年のキレこそ失われたが、一時とはいえ剣技、特に二刀流で名を上げたその技は鋭く、現役騎士にも彼の生徒は結構存在している。
妻には早く先立たれたが、それなりにそんな平穏な生活をこれからも続けるものと本人も思っていた。しかしここ近年のリヴァイレッドの内戦、そしてとある事件でガルスの動きに不穏な気配を目の当たりにし、有事の際には王党派の騎士として再び剣を取ることを先日誓ったばかり。退役時にもう二度と使うことはないと思い、自宅の蔵に適当に放り込んだ剣も手入れを施され、かつての輝きを取り戻している。退役し一線こそ退いたが、彼の役割はまだ終わってはいない。

元気で豪快なオヤジ。軍人ゆえに頭は堅いが義に厚い。

• セイブレム、アステルが息子。
• アルピーヌが義理の息子。
• ネイに剣を教えた。
• エスプリに剣を教えた。
• アニスに剣を教えた。
• サイラスとかつての同僚。
• エギーユと戦友。