基本情報
種族 人間
職業 金牛宮護竜官
レベル 57
性別
身長 183cm
体重 75kg
誕生日 5/11
年齢 29
通り名 ハーディ、金緑の調停者(アーヴィター)
属性 中立
出身地 ヴァンセージュ王国(竜側)
現在地 ヴァンセージュ王国(人間側)
家族構成 義妹
装備品 竜典「ベイクラント」、ハーモニカ
好きなもの 屁理屈/裁縫
嫌いなもの 殴り合い
一人称
二人称 君/名前呼び捨て
好きな食べ物 林檎/シードル(林檎酒)
嫌いな食べ物 チーズ/バター以外の醗酵食品系
髪色 褪せた金髪。シャンパンゴールド
瞳色 オリーブグリーン
ストーリー

今より少し昔。まだ人と竜が激しく争っていた頃。人間の侵攻に押され、異種族の森の一帯に数匹の竜たちが逃げ落ちてきた。それは「聡明たる」地竜、老バルディシオネとその一派。彼女らは争い自体を良しと思わず、人の侵攻あれば誇りを捨て土地を移動し続ける流浪の竜族たちだった。彼女たちは追われていた。彼女たちは急いでいた。そして一つ過ちを犯した。彼女らが逃げ落ちた先、そこには一つ人間たちの集落があった。争いが激化していた時代のこと、集落の人間たちは竜族の侵攻だと勘違いし慌てて逃げ出した。その集落には家も家畜も財産も人以外の全てが置き去りにされた。そして逃げ遅れてしまったのか、一人の男の子も。男の子は同じく親とはぐれた赤ん坊を抱いていた。それが残されたすべてだった。
争いを嫌う竜の老賢女はその出来事を深く悲しんだ。そして自らの不手際を深く恥じた。彼女はその子供たちを連れ帰り名を与え、仲間たちとともに面倒をみることにした。彼女はいずれ人間との和平のときが来ることを信じていた。この子たちはその時に人の手に返そう。そして来るべき時には、この子たちが竜と人との架け橋を担ってくれればと思っていた。子供たちはバルディシオネに見守られながら成長し、ハーディストは竜の魂の宿った武器を借り受け、彼女と志を同じくする竜たちの中で人間を襲う魔物、そして竜を襲う人間と時には戦い、時には話し合い、和平交渉直前まで若いながらも目覚しい働きを見せる。
しかし和平が結ばれるよりも、年老いたバルディシオネの命が尽きるときが来るほうが早かった。彼女は兄妹に最後にこう語った。竜のことを良く知っているお前たちは時が来たら人の世界に帰り、同族を護ってあげなさい。人間を護ること、それが同時に竜を護ることにもなる。そういう世の中になることが、真の和平だと―…。そして和平のときは来た。さらに数年が経ち、彼らは人間の領土に帰化すれば護竜官と呼ばれる資格を備えるに至る。彼らは今こそが亡き育ての親の言葉に従う時だと思い、長年共に暮らした仲間たちに別れを告げた。竜と暮らし、竜に育てられたので思考は人間離れしており、そのため大変偉そうであったり、思ったことをはっきり言い過ぎたり、やけに自信家だったり、性格に問題は山積み。しかしその深い知識と、賢竜から学んだ高尚な精神は、護竜官として貴重な人材ではある。

性格

ハイソで気障で哲学的。何事も暴力でもって解決するのを全くのナンセンスだと考えており、どんなときでも話し合いと調停を望むが、やたらと偉そうな態度と、常に一言多いその言動が火に油を注ぐことも。恐らく生まれてから今までで一番他人に言われた言葉は「お前何様!?」だが、既にそんな言葉には動じない。得意技は深い知識から繰り出される屁理屈。ちなみにいたってリベラルで、興味のないことには全く頓着しない性質。

戦闘スタイル

■竜典「ベイグラント」…金牛宮の竜典。形状は鞭。もともと刃のない形状だけに殺傷能力は竜典の中でも低い部類にはいるが、ある程度長さの自由が利き、捕獲能力に優れている。宿る竜の魂は、数十年前に没したバルディシオネの兄のもので、比較的新しい。

現パラ設定

未来設定

関係性
  • イセルダが血の繋がらない妹。
  • リリア相手によく屁理屈垂れている。
  • ストレイトが気が合う友人。
  • ニアのマスター
イラスト