ラブに関する25の質問【両想い編】
エセルバート:ええと、ではまず自己紹介(1)をどうぞ。
アステル:はいよ。アステル・ロアード、リヴァイレッド王国在住、蒼騎士団の従軍司祭だ。
エセルバート:聖職者の方ですけど、教会で働いているんじゃなくて騎士団の配属……軍属なんですよね?
アステル:そっちの基準だとそういうことになるかな。まあ今日はそっち系の細かいこと聞かれるわけじゃないからそれでいいさ。そういうわけでインタビューよろしく!
エセルバート:よろしくお願いします。ええと、じゃあさっそく質問行きますね。お相手のお名前、性別、年齢など教えてください(2)
アステル:シーマちゃんのことだな。シーマ・ユーティリティー、ええとリヴァイレッドの王都の騎士団長だけど、知ってる?
エセルバート:それはまあ。有名人ですし。あ、でも年齢までは知りません。年若い女性なのは知ってますが
アステル:20歳だな。若いよなー(←25歳)
エセルバート:それは…本当に若いですね(←23歳)
エセルバート:じゃあ年齢差は…あ、あと身長差とかもお願いします(3)
アステル:俺が今25だから5歳差だな。身長差はちょうど20㎝くらい
エセルバート:ちなみにこんなことを聞いている時点で大体わかっている気がするのですが、お二人はどういう関係ですか?(4)
アステル:やっぱそういう話か。うーんと、そうだな……真剣にお付き合いさせていただいております
エセルバート:(有名人対応だ……)
エセルバート:お二人は少し年齢差がありますし、所属団も違いますよね。そういう方とどこで出会うんですか?(5)
アステル:出会うというか……実家の彼女の邸宅が近くでな、親同士も交流があって、ぶっちゃけ生まれたときから知ってる。所謂幼馴染ってやつだな、悪いな参考にならなくて
エセルバート:別になにかの参考にしようと思って聞いたわけじゃないです!
エセルバート:全くもう……それだと逆に異性として意識するタイミングとかあるんですか?(6)やっぱりそういう出会いだと妹、お兄さんみたいになりがちじゃないですかって思うんですが
アステル:詳しいな……
エセルバート:幼馴染ってそういうものかと思いまして。「大きくなったら結婚する」って言ったり言われたりするとか聞きますけど
アステル:……あるな
エセルバート:(あるんだ……)
アステル:でもそれを真に受けてってわけじゃないぞ。そうだなあ、俺の場合留学を機にだいぶ長い間国を離れてたから、再会したとき小さかった女の子がなんかこう突然知らない女の子くらい成長しててさ、ああ、妹とは別物だと思ったんだよなー
エセルバート:じゃあいつ頃から何をきっかけでその、真剣なお付き合いを?(7)
アステル:最近だな。本当に最近
エセルバート:意識したきっかけからだいぶ時間が経っているようですが
アステル:そうなんだけどな。シーマちゃん手ごわくてさ~なかなか首を縦に振ってくれなかったわけよ
エセルバート:じゃあ告白したのはもちろん…(8)
アステル:俺です。手を変え品を変えストレートから歪曲表現まで数十回くらい付き合ってくれって言ったぞ
エセルバート:だいぶしつこいな……犯罪じゃなくてちゃんと合意取れたんでしょうね?
アステル:取れてるよ!突然人を犯罪者扱いすな
エセルバート:それはどんな感じの反応だったんですか?(9)嫌がってませんでしたか?よく思い出してください
アステル:取り調べかよ。喜んで……もなかったけど嫌がってはねーよ。最初は冗談は言動だけにしろとかふざけるのもたいがいにしろとか言ってたけど
エセルバート:まさか……信用が……ない?
アステル:ストレートに傷つくことを言うやつだな!最終的にはうなづいてたし、公的にも俺のことパートナー扱いしてるしわかってはいるんじゃねーの。まだなんかぽやぽやしてるけど
エセルバート:まあそこまで言うならいいですけど……じゃあ次に行きますね。シーマさんにとってあなたはどのような存在だと思いますか?(10)
アステル:うーん、どのような存在か。言葉にするのはなかなか難しいんだよな。シーマちゃん自身も俺のことなんなのかあんまりよくわかってないんじゃあ…
エセルバート:え。恋人だったら、大事とか、やっぱそういうのなんじゃないんですか?
アステル:大事な人枠に入れてくれてるのはわかるさ。ただまあ、なんかそれだけではないというか……懐に入れたと思ったら遠ざけたり、なんか距離感を測ってる?みたいなところあるんだよな
エセルバート:ふ、フクザツなんですね……
エセルバート:じゃあどう思ってもらいたいですか?(11)
アステル:なんであれ必要とされたら嬉しいよな。結婚したいくらいまで思ってくれたら言うことはない!
エセルバート:は?
エセルバート:あなたとシーマさん、どちらが積極的だと思いますか?(12)
アステル:俺。そりゃーもう俺。今だってそろそろ結婚しようって数十回……
エセルバート:なにも成長していない…だから冗談って言われるんですよ
アステル:本気なのに
エセルバート:そこまで言うならシーマさんの好きなところを語ってください(13)
アステル:まずこの年で団長とかやってるのを見てもわかる通りとにかく頑張り屋だよな。もう少し自分に甘くてもいいんじゃないか~って思うけどとにかくストイックだ。それでいて見た目が可愛い。結構スンとしてるけどそういうところも高貴なネコチャンみたいで可愛い。猫かわいがりしたくなるし際限なく甘やかしたくなるんだよな、よ~しよしよし
エセルバート:エアーなでなでしないでください。迷うそぶりが一切ありませんでしたが、それいつも即答できるんですか?
アステル:もちろん
エセルバート:え、怖(引)
エセルバート:逆に嫌いなところは?(14)
アステル:別に嫌いってわけじゃねーけど、自分の中で考えた結論を疑わないところあるよな。そうなるとすげー頑固
エセルバート:頑固というか、意思が固そうなのは何となくわかる気がしますね
アステル:俺の件に関して頑固なのは俺の言動が悪いところもあるから一概に責められないけどさ
エセルバート:はあ、例えば
アステル:連絡の返事返さなかったことがあったり、夜遊びが激しかった時期があったり?
エセルバート:それは…むしろよく話を聞いてくれましたねレベルなのでは
アステル:そこについては反省してるよ
エセルバート:それではここからは思い出についてお聞きします。今までに何かプレゼントしたこと、されたことがあれば教えてください(15)
アステル:誕生日やクリスマスとかイベントごとにはあげたり貰ったりしてるぜ。貰うものはマフラーとかアクセサリーとか身に着けるものが多いかな?そういうの選んでくれるのなんか可愛くていいよな
エセルバート:(なんかやっと普通の恋人っぽいエピソードが出てきたぞ?)俺の場合は本当に妹ですが、一生懸命何か選んでくれるのは確かに可愛いですよね
アステル:な。あと俺より断然ファッションのセンスがいいので大変助かっています、はい
エセルバート:二人の思い出の場所はありますか?(16)
アステル:そうだなあ…やっぱり生まれ育った邸宅の周りかな。毎日遊んだり稽古したり馬乗ったり、いろいろ思い出がある
エセルバート:幼馴染ですもんね
アステル:そういう意味では大人になってからの思い出の場所を増やしたいもんだな 人工的に増やすもんじゃないけど、増やそうとしなきゃ増えねーしさ
エセルバート:突然思い出じゃなくなってアレなんですけど、あなたがもっともお相手に色気を感じるのはどんなところです……か(17)あの、放送(?)できる範囲でお願いしていいですか
アステル:そっこう予防線引くじゃん
エセルバート:初手からとんでもないこと言われたら困るので
アステル:うーーん、そうだなぁ。基本的に何でもできるけどたまにすっげーガードが甘い時があって、そういうアンバランスさ?
エセルバート:そこ悪用してないでしょうね?
アステル:してません!あと見た目は言うまでもないだろ
エセルバート:……そういう観点で見ていいんです?(しないけど)
アステル:よくない!
エセルバート:ちなみに忙しいと思うんですけどどれくらいの頻度で会ってるんですか?(18)
アステル:週1くらい?
エセルバート:あ、あれ?住んでいるところはお互い遠いんじゃ……
アステル:遠距離は気合で何とかなる!本当は毎日でも会いたい!家帰ったらいてほしいっ!
エセルバート:(発作かな?)
エセルバート:落ち着いてください。えーと、お二人の間に危機を感じたことはありますか?(19)
アステル:今んとこ特にはねーけど、さっきも言った通りシーマちゃん基本しっかりしてんだけどどっかぽやっとしてるから、知らないうちに拉致されたり婚姻届け書かされたりしそうでちょっと心配してるところはある
エセルバート:そんなことあります!?
アステル:たまにあるんだなーこれが
エセルバート:どんな時に幸せを感じますか?
アステル:彼女結構感情を表に出さないほうでさ。割といつも真面目な顔してるから笑ってくれると幸せだよな。俺が笑わせられたらもっと幸せ
エセルバート:じゃあ逆に切なくなる時は?(20)
アステル:感情を表に出さないからこそつらそうな顔してるとつらい
エセルバート:よく見てるんですね
アステル:シーマちゃんには幸せでいてほしいからなー
エセルバート:お二人の間に障害はあると思いますか?(21)
アステル:ない!と言いたいところだけど実際はいろいろあるよな。まず仕事があって立場がある
エセルバート:ですよね。国の要人というのはそういうものかと思います
アステル:俺にもシーマちゃんにもその役目を果たさなきゃいけない理由があって、実際大切な人に国民や仲間を含めてる。そういうところは尊敬してるよ。でも二人だけのことを考えているわけにもいかないってことがいずれ障害を作る……かもしれないよな
エセルバート:なんか何言われるか予想はできてるんですけどお二人の将来の展望などがあれば…(22)
アステル:まあいろいろあるんだけど、詳細は省くが可及的速やかに結婚してほしい
エセルバート:ですよね。冗談じゃないってことだけはわかりました(ため息)
アステル:くっ、エセルくんには伝わるのに何でシーマちゃんには伝わらないんだっ
エセルバート:知りませんよ……
エセルバート:次は…ちょっとのろけてみてください(23)。え、この流れでやだな
アステル:やだなとか言うな
エセルバート:あ、あと放送できる範囲でお願いしますね
アステル:注文の多いインタビュアーだな、わかったよ。
シーマちゃんあんまり酒に強くなくて飲むとうとうとしがちなんだけどさ、眠くなると隣来てもたれるんだよな。わざわざ隣探して来んの。もう可愛い。普段クールなギャップも相まってホント可愛い!
シーマちゃんあんまり酒に強くなくて飲むとうとうとしがちなんだけどさ、眠くなると隣来てもたれるんだよな。わざわざ隣探して来んの。もう可愛い。普段クールなギャップも相まってホント可愛い!
エセルバート:本当に一片の躊躇なくのろけていきましたね…ありがとうございましたごちそうさまでした
エセルバート:では、ほぼ最後ですが俺がシーマさんだと思ってなにか言ってみてください(24)(再び嫌そうな顔をする)
アステル:あからさまに嫌そうな顔すんな
エセルバート:結婚してくれは無しでお願いします
アステル:それこそ本人以外に言わねーよ!え、えー……いやこれ難しくないか?来週また会いに行くからそん時に!
エセルバート:(伝言!?)
エセルバート:あ、長々といろいろお聞きしてきましたがこれで最後ですよ。感想を一言どうぞ(25)
アステル:あからさまにほっとしてやがる……そうだなー、シーマちゃんの可愛いところを余すことなく伝えたいvsシーマちゃんの可愛いところは俺だけが知ってればいいvsダークライ(?)みたいな気持ちになって最後は何をどこまで伝えようかのせめぎあいになっちまったなー
エセルバート:(全部ぶっちゃけてたような気がしたけど、なにがせめぎあってたんだろう)
アステル:ところでエセルくんはこの後すぐ帰んの?
エセルバート:まあ、そのつもりですけど
アステル:せっかくこんなとこまできたんだ、大通りのケーキ屋に寄ってけよ。紅茶プリンが美味いって有名だぜ。俺の名前で支払っといてもらっていいから。長々と話聞いてもらった礼な。
エセルバート:えっ、あ、ありがとうございます。……俺何が好きとか言いましたっけ?
アステル:そこはまあ…ほら、君を派遣した有能な上司に聞いておきたまえ。じゃあな!